SMC PENTAX-M 50/1.4 追記

前回の記事の後、絞りを変えて定点で撮影テストを行ってきました。
場所は橋の上から、写真はまた今度追加します。
その結果です。

F1.4 中心、周辺ともにソフト。非常に解像度が低い。
F2 中心は少しシャープに。周辺はソフトで解像度は低め。
F2.8 F2とあまり変わらず。感覚的に少し向上した程度
F4 周辺の解像度も向上するものの、まだシャープとは言いがたくにじむ。
   だんだんと絵のようなハイコントラストな感じに。
F5.6 おおむね良好な解像度に。ただ色のりがちょっと絵画的になる。

といった感じでした。
絵画的な描写は太陽を反射する川のせいもあると思います。
コーティングが現代のものとは違うので難しいところです。
オールドレンズらしい、特徴のある写真を撮るには良い感じだと思います。

ただ夜景で・・・となると、ちょっと厳しいかもしれません。
自分の場合はどうしても開放が好きで、その上で味のある写真を
撮ろうとしてしまうため、そう感じています。

なので、前回の記事のような不調ではなくレンズの特性であると理解しました。
Pentax K-Mount Bayonet Lensesにおいても、「Soft wide open」とあったので納得です。

http://www.pentaxforums.com/lensreviews/category-Pentax-K-Mount-Lenses.html

少し絞って撮る分には問題ないと思います。

以前、所持していたPlanar 50/1.4が現代のレンズでもあり、コーティングや設計が
とても優秀であったということだと思います。
贅沢なレンズを味わってしまったせいですね(苦笑)

次回はキット標準のズームレンズを50mmでテストしてみようと思っています。

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